老夫婦
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●マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット作
●うちだ ややこ訳
●税込価格: \1,365 (本体: \1,300)
●出版:くもん出版
「岸辺のふたり」は2001年度にオスカーを取り、「広島国際アニメーションフェスティバル」でも最優秀賞に輝いた8分間のアニメーションです。先にDVD化され、最近、絵本版が出版されました。
帰らぬ父を待つ娘の物語です。淡い色調で展開される、わずか数ページのドラマですが、大切な人への情の深さをしみじみと表現しています。
大切な人がいない方は大切な人を思い出し、大切な人がいる人はもっと大切に想ってください。
※もっと内容を知りたい方、購入希望の方は「石切山のおすすめ本」の絵本画像をクリックしてください。
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東直己のススキノの便利屋こと探偵<俺>シリーズ長編第 6作。
なんか一度読んだことがあるなあと、思いつつ読み進み、ラストで閃いた。この本は「ススキノ・ハードボイルド」とストーリーが同じ。ただし「駆けてきた少女」は探偵側から見たストーリー、「ススキノ・ハードボイルド」は登場人物の高校生側から見たストーリー。どうりで、読んだことがある思ったわけで、間違いではなかった。しかし、作者にしてやられたなあ。こんなふうに読者を試す作者は、嫌いじゃありません。
犯罪者の性格づけも、あいかわらず無気味でうまく、ミステリーのできも中々ですが、探偵と親しくしている占いのオバさんとのやりとりが楽しい。この叔母さんはモロ北海道弁を喋ります。しかし、あらためて文字で読む「北海道弁」というのは味のある方言だと思います。「北海道弁」に興味のある方はぜひ読んで下さい。笑えます。
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発行:1992年1月25日 福武書店
作画:デイヴィット・ウィーズナー
定価:1400円
このほんに しるした できごとは、
とある町で かようびのよる
ほんとうに おきたことであると、
とあるすじにより かくにんされている。
こののち、
ふたたび かようびのよる
このようなことが おきないとは
いいきれない、、、。
と、前書きがあって、あとは、カラーインクによるイラストが展開されます。
そのイラストには、火曜日の夜、ある町の郊外にある沼から、たくさんの蓮の葉にのったカエルが町中を空中散歩するのです。そして明け方、彼等は沼に舞い戻ります。町では警察が出動して、たくさんの落ちている蓮の葉を調べ、カエルを目撃した住人から聞き取り調査をします。
(表紙のわきに蓮の葉とカエルの前足がちらりと見えるでしょう?こんなセンスの絵本を発見したらシビれます。ほとんどそんなシビれ具合で購入します)
つぎの かようび よる7時58分、、
こんどは農家の飼っているブタが空中散歩をはじめます。
ストーリーは以上です。謎は謎のまま。日常の世界に不思議をもぐりこませ、なにも説明せずに子供の空想力を刺激します。こんな絵本は石切山の大好物です。この絵本はすばらしい。その後の事件の展開を、いく通りものストーリーをつくっては楽しめますから。そうそう、この絵本は第15回絵本にっぽん賞特別賞を受賞しています。
当然、我が家の子供達のお気に入りの絵本でした。
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著作:アーウイン・ショー
訳者:中野圭二
発行:1985年 早川書房
定価:680円(105円)
古本屋さんで、たまたま目について購入した文庫です。( )内の数字は、古本屋さんの価格です。
この本は前々から気になっていて、作者についての知識は皆無、でも名前が好きなんですねえ。どう好きだと言われても、ゴロが好いとか、言葉に出して言ってみた時の雰囲気が好きなんです。そして本のタイトルが「真夜中の滑降」。原文通りなのか訳者の中野さんのセンスなのか、ミステリアスで魅力的なタイトルです。
ところで中身はどうかというと、石切山の評価で「まあ、面白かった」というレベルです。犯罪小説で皮肉な結果になる作品が多い中で、これは違います。ま、興味のある方はお読みください。
あと、好きな名前は「太陽がいっぱい」の「パトリシア・ハイスミス」です。他にプリンターメーカーの「ヒューレット・パッカード」なんかは好きだなあ。単純に名前が好きなんです。可笑しいですか?
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著作:楳図かずお
発行:1983年 小学舘
定価:450円(全7巻)
「へび姫さま」や「まことちゃん」でおなじみの、楳図かずおさんの作品です。この作品は、後にSF関係の賞をとったはずです。楳図さんの作品は各コマの「黒ベタ」面積が多いので、「まことちゃん」のような愉快コミックでも、無気味な雰囲気の作風になっているのが特徴です。
石切山がこの作品を好きなところは、電脳が人格を持つのがテーマだったからです。今、読み返してみると映画のターミネーターに似ています。オートマチックマシーンが、人格を与えてくれた両親(二人の子供)を恋いこがれて彷徨うという、切ない展開となっています。この中でパソコンの画面の中に子供達が入って行くシーンがあるのですが、当時、まだパソコンがそれほど普及していないのに、作者の想像力に感心します。
楳図かずおさんの作品で「漂流教室」もSF風の作品でしたが、これは映画化されて皆さんもご存知だと思います。「わたしは真悟」も映画化してほしい。媒図さんって天才ですね。
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発行:1980年 太田出版
著者:ドゥーガル・ディクソン
訳者:今泉吉典
定価:3399円
24年前の3399円は、気軽に買える本ではありませんでしたが、この当時、小使いが多かったのかな?(^^)
今年の正月にNHK教育で放送され、書籍としても発売されている「フューチャー・イズ・ワイルド 驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界」を購入したかったのですが、買いそびれました。で、、昔購入した「アフターマン」を引っぱり出して読んでいるのだけれど、作者のドゥーガル・ディクソンは「2億年後の生命世界」にも作者として参加しているようです。
「アフターマン」に登場する動物もなかなかユニークで楽しいです。このなかで「ファットスネーク」は巨大なナメクジのようなあるいはツチノコのような胴体とニョロりとした大蛇が組み合わさったような、無気味な毒蛇です。たぶん、石切山は出会っただけで卒倒すると思います。(^^)そのころは石切山はもちろん、人類は絶滅しているから安心か、、。(^^)
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発行:1973年 偕成社
作者:かこさとし
定価:780円
かこさとしさんの絵本は、この1冊しか買っていないと思う。絵柄や内容が石切山の趣味にあわないのですが、これは長男が本屋で、はじめて自分で選んだものなのでしぶしぶ購入。一般に、日本の絵本は、石切山が好きな、奇想天外とかハチャメチャ、ドキドキワクワク、という感覚から遠い、教訓がテーマになっていているからです。この絵本も親ブタと20匹の子ブタ達が、いしょうけんめい協力して「にんじん」を収穫する話です。
長男がこの本を好きになったのは、「にんじんばたけのパピプペポ」の「パピプペポ」の語感が楽しく響いたのでしょう。さらに20匹の子ブタ達の名前が楽しい。
パタ、ピタ、プタ、ペタ、ポタ
パコ、ピコ、プコ、ペコ、ポコ
パパコ、ピピコ、ププコ、ペペコ、ポポコ
パパタ、ピピタ、ププタ、ペペタ、ポポタ
以上が、子ブタ達の名前です。これだけで長男はこの絵本を1年間楽しみました。御教訓がなければ、ほんとうに好い絵本なんですがねえ。
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発行:1982年11月 (株)ひさかたチャイルド
定価:700円
作:与田準一
絵:杉浦範茂
また、懐かしい絵本を読んでいます。石切山が絵本を購入する時は、子供の意向などかまわず、自分の好きな絵本を買い与えます。
この本は絵が気に入って次男が3才の時に買い与えたものです。逃げ出したブタをおばあさんがやっとのことで捕まえるという話ですが、ちょっとへんなページ構成の絵本です。
絵本の写真を拡大表示してみて下さい。上のほうに逃げているピンクのブタは、さかさまに描かれています。実は、この絵本は偶数ページを読んでいってさいごのページになったら絵本をぐるりと180度回転して、今までとは逆さまに偶数ページ(最初の読み方では奇数ページ)を読み進むというスタイルです。次男に何度か読み聞かせするごとに次男は話の筋をすっかりおぼえしまって、それよりもこの独特のページ構成に興味があるのか、必ず石切山の向いから絵本を見たがりました。彼は「おしまい」から「はじめ」に向かって読みすすめることになるんです。これでいつも大混乱になるのですが、彼にはこの混乱が楽しかったようです。
そのためか、比較的きれいに保存されている絵本の中で、この絵本は少々痛みがはげしいようです。
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札幌文庫が100巻となりました。石切山は博物館の仕事をしていた関係で、個人的にこの本にかなりお世話になったし、実際に数冊を購入しています。感慨深いです。
http://www.aurora-net.or.jp/doshin/book/sapporobunko/index.html
ところで、50巻以前のものはすでに絶版となっていて、現在では手に入れることができません。しかし、うれしいことに、この絶版本をインターネットから全巻無料でダウンロードできます。
http://www.sapporobunko.jp/
さっそく50巻すべてダウンロードしました。「インターネット版 札幌文庫」です。
このファイルは「T-Time」というソフトか専用ブラウザソフトが必要ですが、ダウンロード元のサイトでも手に入れることができるので、興味ある方は挑戦してみてください。石切山はこの「T-Time」が好きで、かなり以前から使用していますので、わからないことがあればお教えしますので、コメントをしてください。
さて、この49巻目「札幌と映画」に石切山のことがちょっぴり紹介されています。(^^) 若いとき、かなり映像にのめり込んでいました。
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シャドー81 新潮文庫
ルシアン・ネイハム (著), 中野 圭二
価格: ¥780 (税込)
この本は再々読になるだろうか。何度読んでもイイ!
この種の犯罪小説は、流行があるのか大概惨めな結末で、苦々しい思いをさせられる作品が多い。しかし、「シャドー81」はだれも傷つけることなく成功する。こんな不景気な時代だから、つかの間、邪な夢を見させてくれる作品だっていいのだ。(^^)
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デスペレーション
スティーヴン・キング (著), 山田 順子
価格: ¥3,150 (税込)
発行:新潮社
疲れた、、、8ポイント2段組550ページ。ハーッ、、。
キングという人は、天才なんだろうなあ。別名義で舞台を変えて似たような登場人物と事件で「レギュレイターズ」という姉妹編を書いて遊んでいる。書くのが楽しくて楽しくて、という時期なのかも。訳者が巻末で「デスペレーション」と「レギュレイターズ」2作で1作品としての価値があるように言っていて、興味もあるがちょっと根性が、、、。
「愛」と「神」で「悪」と戦うというのは常套手段だが、かならずしも「善」ではない「神」の捉え方がなんかよくわかんない。キングの作品に登場する得体の知れない「悪」の殺戮の姿は、例えばアルカイダのような「テロ集団」を連想させるようなところも感じる。彼の作品が米国民に支持されている理由がそうなら、ちょっとイヤだな。「善でない神」なら半村良の作品(妖星伝)のほうが、まだ救いがあって石切山は納得できる。
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石の猿【文藝春秋】
ジェフリー・ディーヴァー
定価 1,995円(税込)
映画「ボーンコレクター」でおなじみの鑑識メンバーが難事件を解決するシリーズの最新刊。映画を意識して著作しているような雰囲気がみえる。
本としては中国格言などのうんちくを、要所要所にちりばめて、事件の推移に味付けをしているが、ちょい鼻につくし、ホンマかいなというご都合主義に目をつぶれば、いい映画の原作になるかも。
映画「ボーンコレクター」では四肢麻痺患者の安楽椅子探偵リンカーン・ライムを演じたのはデンゼル・ワシントンだが、ミスキャストだったような気がする。誰だったらいいかなあ、、、。
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ラリイ・ニーヴン:著
小隅黎:訳
早川書房:1978年初版出版
金額:1400円
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このところ購入する書籍はハズレが多く、嫌気がさして、昔の本を引っ張り出して読んだ。読んだのは「リングワールド」。1978年初版出版だから26年前に購入したもの。
リングワールドのスケールというのがすごい!
リング幅が、地球から月までの距離の40倍もある巨大な人工のリングで、そこを人間と別の種族がチームを組んで驚異の世界を調査する冒険物語である。リングの中心には太陽がある。このスケール感をしっかりイメージできるまで、電卓片手に計算しながら読んだことを思い出した。フィクションはこうでなくてはいけない。続編に「リングワールド再び」があるし、別シリーズもあるというので、いつか購入したい。
ダメ本の口直しができた。(^^)
リングワールドに比べたらスターウォーズやロード・オブ・リングなんかちゃんちゃら可笑しい、と石切山は思う。
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真保 裕一 (著) 朝日新聞社(刊) ¥1,700
考えさせられる本です。昨今話題になっている犯罪事件の「被害者の権利」と「加害者の保護」がテーマ。
考えさせられると言ったのは、この本のテーマの重さではない。真保さんがこれからの作品を社会的なテーマの方向に進めようとしているのなら、考えさせられると言う意味です。かつての松本清張さんのように「社会派」を意識をしているのなら、石切山は違うような気がする。イヤ「社会派」を意識して作品づくりをしてもいいけど、その前に、作品がエンターティメントでなければ、読まされる方は楽しめません。真保様、もう一度「ボーダーライン」のような作品をお書きください。
出版社の「朝日新聞」というのが、どうにも気になる。
ああ、高村薫様、原僚様、ハードボイルドにお戻りくださーい。ハードボイルド読者に明日は来るのか?
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ウェイティング ロビンソン,フランク・M【著】
鎌田 三平【訳】
\857(税別) 角川書店 (2003-12-25出版)
400ページほどの文庫本なのに、読むのに1ヶ月程かかった。
なんだあ?だからどうした?だから、どうなる?と、何度もちょっと読んでは投げ出した。しかしながら、作者は何をいいたいのかと気になって結局最後まで読まされた。
だいたいホモサピエンスに旧人類が混ざっていて、こんな事件になるか?旧人類の石切山でさえ、ホモサピエンスとうまくやっているのになあ。(^^)
で、読了した感想は「だからどうしたの?」です。この著者のモノは石切山に合わないので2度と読まないことにする。思わせぶりなタイトルと表紙のデザインにしてやられた。
最近、いい本に巡り会わないなあ。
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真保 裕一 (著) 講談社 価格: ¥1,900
なんだか、つまんなかった。最近、この人は私小説風な作品が多い。真保作品で好きなのは、世の評価では低いのだけれど、「ボーダーライン」。昨今の犯罪者がマスコミで紹介されるたび、生まれながらの「悪党」が存在することが納得できる。
高村薫さんもそうだけど、もっとハードボイルに戻ってほしい。
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東 直己:著 寿郎社:発行 \1800
ススキノを舞台とするハードボイルド小説家のエッセイ。
ススキノの酔っぱらいの話です。少し、椎名誠風。(^^)楽しく読めました。
石切山は下戸だけれど酒は嫌いじゃない、酔っぱらいには理解がある、と自負しています。
酔っぱらいウオッチングというのは楽しいですよね。つくづく人間というのは不思議な動物です。そんなエピソードがてんこ盛り。
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福井晴敏さんの「終戦のローレライ」を読了しました。
エピローグは福井さんの持論と思われる考えが、主人公によって語られています。
それは正論だし、彼の全ての作品に一貫しています。そうした問題提起をする意図はわからないでもないけれど、小説としてはエピローグがなかったほうが好きかも。
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福井晴敏 著:講談社
おや?福井さんはSFを手がけるようになったのかな、と錯覚するほど現実離れした書き出し。「滅びの美学」がちりばめられた硬質の文体は、唐突にSF作家の光瀬龍さんを連想してしまった。
上巻を読了し下巻にとりかかっていますが、すでに、すっかり作者に乗せられています。
ところで光瀬龍さんは次の作品書いているのだろうか?
原僚さんはいずこ?
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