昭和の人【和田寿郎さん】
今日2月14日は、日本で始めて心臓移植手術を行った医師、和田寿郎さんの命日です。2011年(平成23年)88歳で亡くなられています。
術後、教授と医師団が記者会見した際には、日本中のマスコミが札幌医大に集結し、大騒ぎになったことを記憶しています。
しかし、手術を受けた患者、宮崎信夫さんが手術から83日目に亡くなったあたりかから、マスコミは手のひらを返したように、和田寿郎さんへの疑惑を報道するようになりました。
素人が考えても、どうにも腑に落ちない疑惑の数々が指摘されていくうち、和田寿郎さんを非難する人々が増え続けました。
和田寿郎さんの名誉欲に駆られた意図的な過失は当然非難されるべきでしょうが、最初賞賛していたマスコミや沈黙していた医大内部の一部が意趣返し的な発言をするように至っては、どっちらも醜く見えたものでした。
亡くなられた二人の青年のことを思うと、なんとも後味の悪い事件でした。
この事件から、すでに50年近く経とうとしています。マスコミも医学界もその時の教訓を生かしているのでしょうか。特にマスコミはの体質はほとんど変わっていないように見えますが、いかがでしょう。
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