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2008/01/06

パソコン教室裏話:その12

【パソコンできるのが、そんなに偉いの?】


就職のためのパソコン講座で、時に石山東以上に知識のある生徒さんがいることがあります。

そうした人は「○○エクセル検定1級」などの資格を持っていて「裏技」の知識も豊富です。講座では複数の生徒さんを指導していますから、中には、はじめてパソコンをさわるような初心者もいて、その初心者たちにわかりやすい例えや言い回しで基本的な解説などすると、すかさず、そのできる人からブーイングが発せられます。


曰く、「ボタンの名称を正確に言うべきだ」、「関数を使えばもっと簡単に正解できる」等々。


往々にして、この種の人間は自分よりパソコン知識のない人を見下し、それとなく知識をひけらかします。なんとなくですがこのような【パソコン馬鹿】は最近の若い女性に多いように思えてなりません。ま、就職に際してパソコンの知識があったほうがいいに決まっていますが、それよりも大切なのは、職業人になるということは「他人に敬意をもって接することと、仕事に対する深い理解力をもつこと」でしょう。

エクセルの解説書にのっている難解な関数などは、たぶん一般の会社では使用することのないものがほとんどだと思います。もし、あったとしても、すでに上級者が制作していたり、市販のテンプレートが用意されており、入社早々の新入社員はそれらにデータを入力することが主業務になるはず。

そもそも、世間一般の企業が入社員を採用する際に、「○○エクセル検定1級」などという資格を採用の判断基準にしている、というのはかなり疑わしいように思えます。面接の際、パソコンの基本ができることがわかれば、あとはじっくりと、人となりを判定するのではないでしょうか。IT時代になっても、そのことは変わらないような気がしますねえ。


だから、パソコンができることぐらいで威張らないことです。


石山東が考えているパソコンの基本的な技量とは、まず【10分間で400文字以上】打てるタイピング技能があって、エクセルならば「SUM関数とIF関数」が使え、ワードなら表入りの文書を作成できることです。これだけで十分だと思います。あと必要なら社内研修や解説書などでスキルアップしていけばいいでしょう。

それにしても、各種のIT関連の検定試験は無用な内容が多いように思えてなりません。

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