« パソコン教室裏話:その9 | トップページ | パソコン教室裏話:その11 »

06/12/2007

パソコン教室裏話:その10

【<パソ困教室> 下手“の”味方 ないがまし…】

このテーマを書くに当たって元ネタがありますので、先にご紹介しておきます。

●中日新聞(6月11日)【ネットの話題】
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/digital/CK2007061102023257.html

マスコミがネット上に掲載している記事は、ある一定期間後、削除されるか有料ゾーンに引越ししますので、石切山のブログを後日ごらんになる方のために、記事の概略をお話しておきましょう。
----------------------------------------------
記事は加藤寛一郎東大名誉教授が、ご自宅のパソコンのトラブルで大騒動に巻き込まれた話です。そのトラブルを修復させるために、大勢の関係者がメールや電話でアドバイスをしてくれたが、どのアドバイスも役に立たず、 先生は「下手の味方はないがまし」と慨嘆したというのです。

もともとは「下手な味方はないがまし」ということわざわのようですが、石切山はこのことわざを知りません。「合戦などで、味方がいたとしても優秀でなければ、かえって足手まといになるので、いないほうがましだ」という意味のようです。先生は、そう言わずに「な」を「の」に変えて、パソコンの知識がないご自分を謙遜してみせたようです。
----------------------------------------------

さて、石切山がパソコン初心者にご指導していて「下手な味方はないがまし」という例が、けっこうあるんですよ。今回はそのお話をします。

生徒さんが"パソコンおっかなビックリ"の時期を克服して、なんとかパソコンを起動することができ、ソフトを操作して思うようにファイル作成ができる頃、ちょっとした疑問が次々とわいてきて、まわりの人に聞くことになります。何を聞いてよいのやらわからないヨチヨチ歩きのときよりも、疑問も明確で聞かれた人も答えやすいレベルです。

こうした場面で受けたアドバイスは「下手な味方はないがまし」状態のことが多く、質問した人は混乱し、元の木阿弥状態に陥ったりします。かくして、自信喪失した生徒さんは石切山に「主人が○○○といっていましたがどうなんでしょう?」とおずおずと聞くことになります。主人が、息子・娘であったり、ちょっとパソコンができるらしい友人だったりします。時には量販店の店員や工学部の学生や教授だったりします。

別なところでも言いましたが、量販店の店員は販売のプロであってパソコンのプロではありません。いわんや工学部の学生や教授だってパソコンができない人はできない。その人たちが何を言おうと、役に立たないアドバイスをいくら聞いても時間の無駄。質問者が初心者だと、昨日までパソコン初心者だった人たちはいいカモとばかり、あれやこれやを熱心にアドバイスしたがるようです。時にはいいかげんな内容があったりして、質問者はいいように翻弄されることになります。

さて、こうした迷える生徒さんをどのように救うかといえば、ひとつだけ方法があります。生徒さんが周りの人たちに”パソコンの個人授業を受けている”と宣言するのです。

生徒さんの中には家族や職場に内緒で受講されている方もいらっしゃいます。アドバイスする人はそのことを知りませんから、時にアドバイス内容はどんどんエスカレートし、あるいは横道にずれていくようです。生徒さんが正しいスキルを身につけたとき、それらのアドバイスがいいかげんだったり、無意味だったりすることがわかった場合、人間関係がギクシャクする心配もあります。だから、そうなる前に”パソコンの個人授業を受けている”と宣言してもらいたいのです。

”個人授業を受けている”を宣言した生徒さんたちの感想では、「雑音はぴたりと止み、騒動に参加していなかった方が急に親身でアドバイスしてくれようになったりする」そうです。このアドバイスをしてくれた方はパソコンのベテランだったということもわかったそうです。また、面白いことに、それまで愚弄にちかい対応していた旦那や息子や娘が受講生を通して石切山に質問してくるようになったりします。ま、情報公開のよい面があらわれるようですね。

憶測や推測が影を潜め、正しい情報の交換がされるようになれば、生徒さんの周囲にいらっしゃる人たちのパソコンレベルが均質化されるはずです。パソコンレベルが均質化されるといことはとても大切です(このことは別なときにあらためて話しましょう)。そうなれば、皆でたやすくパソコンのレベルを上げていけるようになるはずです。

|

« パソコン教室裏話:その9 | トップページ | パソコン教室裏話:その11 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

えっちゃんさん、コメント遅れました。申し訳ありません。

>>私、通信だとか、ネットワークだと、さっぱり理解できず、頭が痛くなります。

石切山もこの分野が苦手です。時々、解説書などを見ながら、確認作業をしているんですが、未だに自信がありません。

投稿: 石山東 | 08/23/2007 10:35

 こんにちは。

 昔居た職場に、昭和63年でしたか、初めてパソコンが導入されました。
 導入されましたが、どのように使えとは、余りいわれませんでした。
 そこで、私としては、少し知っていると、いうことで、手作りのメモを作りまして、早速講習会をしました。
 教えることは、難しいでした。
 まだまだ、パソコンが一般に認知される前でしたので、余計に。
 でも、そのことで、色々な人と知り合いになりました。

 くだらないと、思う質問も、当事者にとっては、わからないので、聞いてくると思います。
 ですが、それを相手にすることは、相当なエネルギーが必要ですね。
 お察し申し上げます。

 私、通信だとか、ネットワークだと、さっぱり理解できず、頭が痛くなります。

 変なことを書きましたが、時々寄らさせていただきたいと思います。

投稿: えっちゃん(EN写真工房) | 07/05/2007 17:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15161/15406237

この記事へのトラックバック一覧です: パソコン教室裏話:その10:

« パソコン教室裏話:その9 | トップページ | パソコン教室裏話:その11 »