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03/09/2004

アイヌ語「ポロワッカ」、アマゾン語「ポロロッカ」

pororoca.jpg
写真は「ブラジルアマゾン・パラー州政府観光局」のサイトのものを参照しています。
http://www.paratur.pa.gov.br/jp/experiencia.htm

ブラジルのアマゾン河口では、新月と満月の大潮の時期、大西洋の海水が川をさかのぼるという自然現象が発生する。これを「ポロロッカ」と言い、テレビで見た限りではちょっと恐ろしいようなアマゾン川逆流大洪水風景だった。ネットを検索すると、この言葉を商号と使用している企業があった。http://www.maruetsu.co.jp/recruit/pororoka/

この「ポロロッカ」は現地では「大洪水」という意味で使われているようだ。はっきりしないが、アマゾン地域で昔から言い伝えられた言葉のようで、少なくともブラジルの言語であるポルトガル語ではないようだ。だから石切山はアマゾン語とした。文句あっか!強引だね。(^^)

一方、表題のアイヌ語「ポロワッカ」の日本訳は、ずばり「大洪水」だ。

 ポロ【poro】:大きい、増える
ワッカ【wakka】は前のログで説明したとおり「水」のこと。

アイヌ語の「ポロワッカ」はアマゾン語の「ポロロッカ」とは確かに似ているが、偶然じゃないのとおっしゃるあなた、それは甘い。うんじゃ「ポロロッカ」をアイヌ語で読み解いてみよう。

アマゾン語の「ポロロッカ」はブラジルでは【pororoka】と表記するようだ。これを以下のように分解、アイヌ語で読み解いた。

 ポロ【poro】:大きい、増える
  ロ【ro】:〜をしよう、〜へ行きましょう
  カ【ka】:〜の上、上辺

すなわち、「ポロロッカ」はアマゾン川の水が上流に増水、逆流していく様を表現しているようには思えないだろうか(ちょっと苦しいが)。思えない!、あ!、そっ!、そうだね。きっとアイヌ語とアマゾン語が似ているのは偶然かもね。(^^)

(以上のアイヌ語訳は「萱野茂のアイヌ語辞典」を参照した)

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コメント

>JTBさん

>>バイカル湖付近の狩猟民族が移動してきた為、DNA以外にも宗教観や説話などに同じパターンがあると見たことがあります。

そうした共通項があるのですか。【チョコレートはアイヌ語】の作者によると、アマゾンのある地域でアイヌ民族に似た骨を発掘したことがあるそうです。(DNAが同じだったのか)

投稿: 石切山 | 07/28/2008 06:11

書籍でアイヌや南米の先住民はバイカル湖付近の狩猟民族が移動してきた為、DNA以外にも宗教観や説話などに同じパターンがあると見たことがあります。
その時は北米経由(北米の先住民族もバイカル湖付近の狩猟民族)で渡っていったとありましたが、ポリネシア経由もあったのかもしれませんね。

投稿: JTB | 07/25/2008 18:50

初めまして、アヤというものです。
小さい頃から動物や自然が大好きで、よくNHKの番組などを見てます(笑)
先日テレビで拝見していたのですが、その番組ではこの「ポロロッカ」について「インディオの言葉で、『破壊』を意味する」とナレーションしていましたよ(^^)

それにしても、アイヌ語の見解は面白いですね。
言語とは、とても不思議なものだと言うのを実感しました。
国は違っても、ところどころ同じような箇所を含んでいて、世界は一つなのだということを実感致します。
このサイトを見ていると、石切山様の豊富な知識に、ただただ感心するばかりです。
ただ自然が好きなだけで、ちょっとアマゾン川について調べようとしてPCを開いたところここに辿り着き、思わぬ感銘を受けました。インターネットって素晴らしいですね(笑)

齢18の小娘の意見ですみません、乱文にて失礼致します。

投稿: アヤ | 03/25/2004 05:02

>>チベット語でポロは球体を意味するそうです

英国で馬でボールをゴールに入れるポロというスポーツがありますね。チェベットと関係があるのでしょうか。面白いですね。

コロポックル【kor-pok-kur】蕗の葉の下に暮らす人

発音はkorのrとkurのrは無声音なので、萱野茂さんの発音では「コ ポ クル」のように聞こえます。

いろいろ説はあるようですが、絵本や教科書にあるように10センチ程度の小人ではないようです。蕗は、今でも秋田県や道東の音別町にあるような2m近い大型の蕗ではなかったと言われていますから、石切山はコロポックルの背丈は1mそこそこを想定しています。函館北方博物館のコロポックルのレプリカは、学芸員と検討してそのくらいの大きさでデザインしました。

投稿: 石切山 | 03/10/2004 17:58

「ポロロッカ」が現地の他に無い言葉としたら、アマゾン語としか言えませんね。アマゾンの反対側に住むアイヌの言葉と意味がそっくりな「ポロワッカ」があるなんて、偶然にしても面白いことですね。チベット語でポロは球体を意味するそうですがしかしアマゾン語とアイヌ語に繋がって行きませんね。
そんな風に考えていたら、ポロロッカ、ポロワッカ、コロポックルと繋がって居ました。コロポックルってアイヌ語で蕗の下に住む小人でしたっけ?

投稿: カラス | 03/10/2004 16:19

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